川沿いの自然を間近に楽しめる、緑豊かなロケーションに建つ住宅です。
「木目の温かな質感を活かしたい」というお施主様。迷わず選ばれたモスグリーンの外壁は、積極的に取り入れている木の色にもしっくりと調和しています。
ファサードは片流れ屋根のすっきりとしたスタイルが印象的ですが、庭のある南面からの佇まいは驚くほど立体的。塗り壁やウッドデッキなど人の手の入った素朴な建材も相まって、見る人に温かなイメージを与えています。
白さと透明感のあるメープルのフローリングをメインに構成したLDKは、F様ご家族の憩いの場。ドアを開けた瞬間に広がる光は、濃色の外観との対比効果で、より一層新鮮に感じられます。
「遠方に住んでいる母を呼び寄せて一緒に暮らしたい」というご希望を反映し、1階には生活動線のしっかりと確保された明るい居室を設けています。お互いのプライベートを大切にしつつ、自然と顔を合わせて暮らしていけるのが嬉しいポイントです。