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家づくり豆知識 /上棟式の祝詞の意味

2021/02/13

上棟式の時に奏上される祝詞は、建物を無事棟上げできた喜びと感謝を『建物守護の神』と『技術の神』へ申し伝え、さらに工事完了までの安全無事を祈念するものです。

上棟式も正式には地鎮祭と同じように神社などから神主さんを呼んで執り行う神聖な神事ですが、現在では略式で行われることが一般的になっており、大工の棟梁が式の要となって祭礼が進行していきます。

▲弊社工事での祝詞奏上の様子

 

人生に一度と言われる新築棟上げの場面でのみ聞くことができる祝詞。
聞きなれない古い言葉が満載なので、理解が追いつかないことが多いかと思います。

私たちとしてもどういう意味だろう……と疑問に思う部分もあったので、これを機に現代語訳してみました。
どうしても意味が知りたいという探求好きな方!ぜひご参考にしていただければ嬉しいです。

これで家づくりのプロに一歩近づけるかもしれません。

以下長くなりますが祝詞です。

古語に精通している方で万一間違っているよというご指摘があればお問合せフォームからご連絡ください;

 

(原文)

掛(か)けまくも あやに畏(かしこ)き
手置帆負命(たおきほおいのみこと)
彦佐知命(ひこさしりのみこと)
屋船豊受比賣命(やふねとようけひめのみこと)の
大神等(おおかみたち)の御前(おんまえ)に 畏(かしこ)みも 白(もう)さく 白(もう)さく
先に 木工(こだくみ)※※が ※※の家を 造(つく)り始(はじ)むるに
加久多安(かくたやす)からぬことをば
我(わ)が 須女神(すめがみ)の御霊(みたま) 賜(たま)いて
突(つ)き立てたる柱、 取り挙(あ)げたる棟木(むなぎ)、
桁(けた)、梁(はり)の木組(きかい) とよみなることなく
打(うち)堅(かた)めたる釘(くぎ)の緩(ゆる)び、
取(とり)葺(ふけ)る束(つか)のそそぎなく
千代(ちよ) 常(とこ)とはに 創(つく)り終(お)へしめ給(たま)へるを 嬉(うれ)しび、
今日(きょう)の 生(い)く日(ひ)の 足(た)る日(ひ)に、
彌(いや) 喜(よろこ)びの主人(あるじ)と 御酒(みき) 御饌(みけ) 設(まけ)たらはして、
今(いま)も後(のち)も この家を安宮(やすみや)と
大神(おおかみ)等(たち)の護(まも)り給(たま)いて、
法則(のり)のまにまに 平(たいら)けく 安(やす)らけく
成(な)し終(お)へしめし給(たま)へと 畏(かしこ)み畏(かしこ)みも申(もう)す

——

(訳文)

心に思い、言い表すことも恐れ多いことではございますが
手置帆負命(たおきほおいのみこと)
彦佐知命(ひこさしりのみこと)
屋船豊受比賣命(やふねとようけひめのみこと)
大神さまたちの前に慎み畏敬の念をもってお祈り申し上げます
先ほど大工※※が施主※※の家をつくり始めるのにあたり
こうも容易でない上棟という仕事を
神さまがお心を掛けてくださって
突き建てた柱、取り挙げた棟木、桁や梁の木組みが音を立てて揺れ動くことなく
打ち込んだ釘が緩み、葺いた屋根材がざわざわと騒ぐことなく
千年も長く変わらないようにつくり終えさせてくださったことを嬉しく思い
物事が生き生きと栄え、満ち足りた今日のよき日に
喜びもひとしおの施主と、神々に召し上がっていただくお酒と食事を十分に用意し
今もこれからも、この家が安らかな建物であると大神さまたちがお守りくださって
神がお定めになった法のままに 穏やかに安らかに無事完成させてくださいますようにと
恐れ慎みながらもお祈り申し上げます

豊川市内の現場・上棟

2021/02/01

梅の花がほころび始めたこの頃、すっかり春めいてまいりましたね。

豊川市内の現場は先月無事棟上げの日を迎える事ができました。

とてもよいお天気で、大工さんたちもすがすがしく作業ができたのではないかなと思います。

建物のおおよその形も見えてきましたね。

 

作業終了後には弊社スタッフで祭壇を設け、上棟式も執り行わさせていただきました。

お施主様がご用意くださった供物、御神酒などを三方に載せてささげ、今後の工事の安全と、建物の無事の竣工を心からお祈りいたしました。

豊川市内の現場

2020/12/18

寒い日が続き、日本海側では大雪がふっているということですが、このあたりではまだ冷たい雨程度で済んでいますね。

白くなった車の窓ガラスはワイパーを動かすと少しザラッとした感じがしますが、路面凍結も見られず、とりあえず一安心。今後に備え、念のため自分の通勤用の車はスタッドレスタイヤに変えました。

年末の気忙しいなかではありますが、皆さまも急な天気の変化にどうぞお気を付けて!安全にお過ごしください。

 

さて、こちらは解体工事を終えた後の現場の写真です。

 

豊川市内、戸建住宅の建設予定地になります。

元々建物があった場所ですが、解体作業を終えるとまた広く感じますね。

整地作業・調査も順調に終わり、遂に基礎工事着工です!週明けには、再度現場まわりに行ければと思っています。

夏の青空の下、地鎮祭を執り行いました

2020/09/04

8月某日、田原市内にてS様邸の地鎮祭が取り行われました。

S様、誠におめでとうございます。

お子さんにも参加してもらいました。やっぱり小さいお子さんがいると心が和みます……。短時間とはいえ暑かったね😀

無事着工にこぎつけ、私たちも大変嬉しく思っています。

 

それにしても晩夏の日差しもまぶしい、大変良いお天気に恵まれた式でした。

家の隅となる部分を神主さんに清めていただいています。写り込んだ空は”これぞ夏の色”といった感じ。

地鎮祭の後には、お疲れのところ仕様の打ち合わせもさせていただきました。誠にありがとうございます。

これから本格的に現場も動きはじめますので、ますます気を引き締めて取り組んでまいります!

事務所のすぐそばで

2020/05/30

23号線沿い、ナーブ事務所からすぐ近くの工事現場です。

 

こちらは住宅ではなく某会社さんの”ショールーム兼事務所”で、ただいま内装工事中。

色使いもシックで、カッコイイ建物になりそうです!

 

 

 

O様邸お引渡し

2020/05/29

田原市内の御施主様邸ですが、無事お引渡しが完了いたしました。

O様、この度は誠におめでとうございます。嬉しいお言葉をかけていただき、とても幸せな一日となりました。
誠にありがとうございました。

内観も外観もとてもシックにかっこよく決まりました。

 

 

 お引渡当日には、この住まいの新しい住人となるペット🐒たちもついに入室!

私たちも、今か今かとその反応を楽しみにしていましたが、
お待ちかねの登場以降、エアコンの室内機の上に陣取ってなかなか降りてきてくれませんでしたね;

慣れない環境に人見知りスイッチが入ってしまったのかな?

記念に改めて写真撮影を、と思っていたのですが、とっても残念でした。
(もちろん、その後は問題なく過ごしてくれているようです^^)

リビングでは、早速お施主様が導入された音響システムが活躍、今回のために新調されたという大型テレビの前で大迫力のサウンドを視聴させていただきました。
吹抜リビングがまるでライブハウスのように感じられる贅沢な時間でした……

 

あれから数日、お引越し作業もそろそろ完了されている頃かなと思います。
次回の定期点検では、その後の暮らしぶり、住み心地についてお伺いできたら幸いです。

O様の日々の暮らし、趣味の時間が、これからさらに豊かなものになっていきますように、スタッフ一同心から願っております。

〇〇と暮らす家

2020/05/18

リビング左側の大きな窓から見える、不思議な空間。

さて、何の部屋でしょう?

 

じつはココ、、、

 

 

 

 

 

 

この子たちのお部屋なのです!

 

お施主様が愛がしてやまないおサルたちです🐒

ほんとに小っちゃくて手のひらサイズ。元気にあちらこちらら自由に飛び回りますが、やっぱりご主人さまにはきちんと懐くんですね。お出かけの際はお施主様の肩でちょこんとしています。

 

めっちゃかわいいです!癒されます!!

 

ちなみにこのお部屋には、アスレチックあり、ツリー(フェイク)あり、エアコンあり、空気清浄機あり、カメラあり、、、

うーん、これは私の部屋よりも充実しているかもしれないな、、、と思ってしまいました。

 

この子たちもこんなに素敵なおうちができて、本当に幸せですね!

春です。

2020/05/11

といっても、すでに5月ですね。。。

 

こちらはまだ空気も冷たかった今年1月にお引渡しをさせていただいたS様邸、正面アプローチです。

写真からもなんとなく寒さが伝わってきますね。

 

 

あれから4ヶ月・・・

 

 

新緑の時期を迎え、緑が鮮やかになりました。

竣工時にはまったく見えていなかった芝生が顔を出していますね。

 

ナーブの家では”自然を活かす”というコンセプトにちなみ、シンボルツリーをプレゼントさせていただいているのですが、そこには「ツリーも建物の一部」という思いも込めています。

緑が少しあるだけで、建物もよりいっそう魅力的に見えてきますよ。

 

田原市お施主様邸

2020/04/09

薄桃色の桜がとてもキレイです。

現場近くの田原城、市内を流れる清谷川からの眺めも華やか。

世の中の混乱をよそに、田原市内も土日辺りから桜の花が盛りを迎えています。心が和みますね。

コロナウイルスの関係で、とうとう非常事態宣言も出される地域が出てきました。不安な日々を送っている方も多いかと思いますが、私たちも、一個人としての生活、行動から常に気を引き締めて感染拡大防止に努めています。

現場の大工さん、設備業者さんたちも、3密の環境とならないよう、気を配りながら慎重に作業をしてくれています。本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

今のところ大きな支障はでていませんが、普段なら何気なく進められているあれこれは、たくさんの人や物に支えられて成り立っているのだなとつくづく実感します。

 

現場ではサッシが取り付けられ、吹き抜け部分のハイサイドライトもお目見え。

お施主様のセレクトが現実にどんどん反映されていきます。

また進捗ご報告したいと思います。お楽しみに。

ケルヒャー出動

2020/03/28

こんにちは。
今日はあいにくのお天気でしたが、建設中の御施主様邸で擁壁の清掃作業を行いました。

こちらの写真は作業前の様子。既存擁壁のため、コケが付着した状態で黒くなっています。

これをナーブ事業部でも大大活躍している、高圧洗浄機『ケルヒャー』で落としていきます。
今回装着する散水ノズルは『バリオスプレーランス』です。こちら掃除のために新調したのですが、なんだかかっこいい響きです。

さて、作業の方ですが、高圧というだけあって、その勢いはとても強力。
油断をして最大圧をかけていると、じわじわとコンクリートの表面も削れていってしまいます。汚れだけが取れる圧力を見極めて、最新の注意を払いながら作業していきます。
この時点ですでにビフォーアフターという感じです。

さて最終結果は……

 

とてもきれいになりました!
近隣の方からも、綺麗になるねとお声がけいただくほどの出来栄え。

雨も降りだしそうな曇り空で、分かりづらくなってしまいましたが、お天気の日には見違える姿になっていると思います。

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